フィンランドという国が好きで、何度も訪れている中で、いつのまにかアアルトが手がけたものに触れている事が多々あります。
そのくらい、
"日常"の中のデザインを生み出している。
それはとても馴染んでいて、
言われて初めてハッとするものもあるけど、どれも心地よく、その場を当たり前に快適にしてくれているものばかりでした。
そんなアアルト氏とアイノさんのやりとりを知るにつれ、
アアルト氏がどんなに人たらし(どちらの意味でも！)だったか、長く家を離れて仕事に出ていたこと、晩年の姿、、を知る度に、そこから生み出されたものが、温かな"生活"や快適な"日常"に寄り添っているものの多いことに、感慨深くもなりました。
私は建築の詳しいことはわかりませんが、彼の作り出したものに、また心惹かれていくだろうな、、と思う映画でした。
(ほぼフィンランド語で語られますが、フィン語ならではの淡々とした口調や不思議な音楽で、瞼が重くなる方もいることはなんとなくわかる気がしました笑)
