資本家とも量産ラインを持つ企業ともうまく折り合いをつけて仕事していた人なのかな。
今まで作品のことしか知らなかったため、アアルトの仕事のスタイルや家族との関係性などすこしパーソナルなところにはじめて触れた気がする。
ヘルシンキにアアルト建築を見に行ったときのことを思い出した。
サヴォイやシュガーキューブにアカデミア書店と街の中心部にもいろいろあり、ヘルシンキの落ち着いた都会に合うデザインに長けていると思った。
けれどもやはり、アアルト自邸の自然風景の中に在る建築の佇まいに感動した。
アアルト自邸はとにかく、家から庭、庭から敷地外への景色のつながりが心地よかった。
そしてアイノの手がけたダイニングルームが素敵。彼女のコーディネートやデザインが好みすぎる。
いつかパイミオのサナトリウムに泊まってみたい。