これ鑑賞したのいつだっけな?と思い出そうとしたものの、私のどんどん低下していく記憶力では3ヵ月前くらいじゃないの?ってことになって、私を1番信じていないのは私でありますので、調べてみると10月中頃であるようでして、偶然の記憶力に嬉しくなりました。
ただですね、ただ、、内容を覚えていないんです。
それなら記憶力ないだろ!!と言われるかもしれませんが、観ましたよという記憶が残っていることが、私の記憶力なのです。
さらにですね、本作中でアアルトさんがデザインした家具などが紹介されていくのですが、なんと先日とある雑誌を読んでいたら、”これはアアルトさんのやつや!”と威勢よく言ったら、見事に正解!!
そんなわけで本作の内容は、すとんと抜け落ちていますが、観たんです!と言い張ることはどうやらできるようです。
アルヴァ・アアルトさんは、フィンランド出身の世界的な建築家です。
とは言え、建築を見るのは好きですが、好きというだけで専門的なことは全く知らないのでその辺りを知りたいなと思ったところ、ご一緒してくれる方かなと思った方がこれ系統好きかなと思いお誘いしたところ、快諾してくれたので観に行きました。
私のクソの役にも立たない見解を総動員させて思ったことは、芸術家は”その人生に寄り添ってくれた人に多大なる影響を受ける”ということです。
おそらく芸術家という種族は、感性及び感受性が非常に豊かな人が多いと思うんです。
だからこそ常人では表現できない方法や発想、想像力が生まれると思うんです。
そんな芸術家だからこそ、愛する人と触れ合ったときの影響力はかなりなものになると思うんですよね。
そんなわけで、アアルトさんも愛する人と関わっていく中で(本作では2人の女性が出てきます)、その影響が作品にも溢れだしていきます。
むしろものすごく影響を受けているんですね。
彼の印象的なデザインは彼自身が持ったものでもありますが、愛する人から影響されたものもあるのでしょうね。
この建物好きだなと思っていたことから、どのような経緯があってこの建物があるんだなと見た方がより好きだな感が増していく、というか物語がきちんとあるからこそ好きになるというか。
本作をさらに熟成させてたからパンフ再読しよう。
アアルトさん家具、手の届くやつ欲しいな。
高いやつばかり。