サイドバイサイドの伊藤監督作品を見たくてこちらも。原作未読。伊藤ワールド満喫
自由に居心地良く迎え入れてくれる唯一の居場所。なのに満たされない虚しさの『宮子沼』＝『孤独な現実逃避』から抜け出す物語だったのかな？と
やっぱり伊藤監督の「間」や暗示する世界観に色々な事を考えられるのが私には合うのと、光と影、緑とインテリアが印象深くて好きだな。終盤、急に分かりやすく再出発が描かれたのが惜しいと思ったのでスコアはこれで。（憑き物が落ちたよう‥と伝わってはきたけれど）
ススメの塑像製作にもう狂ってる‥と思い、これの行く先が心配だったので、あのラストに宮子ってほんと罪な人だよね‥と。御仏とかマリア像のイメージなのかな？だから再出発先はあちら‥？蓉子の眼力もヤバい！キャスティングの妙、そしてこれらの人物像を生み出す監督って‥。
