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西部戦線異状なしのアオのレビュー・感想・評価

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)
3.0
リメイク作品。良くも悪くも「戦争映画」として分かりやすくまとまっていて、演出もドラマチックになっている。オリジナルの方が、戦闘シーンの鬼気迫る感じや、パウルが抱くやるせなさなどは強く描かれていたと思う。どちらがいいとは言えないけれど、別の映画のように感じた。

いま、まさに昨日まで一般人だった人が駆り出される戦争をテレビ越しに目の当たりにしている中で、戦争の解像度が上がる。戦争というものが奪うものの多さを突きつけられる。ありきたりだけど、戦争反対と思う。
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