鈴鹿

西部戦線異状なしの鈴鹿のレビュー・感想・評価

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)
3.7
戦前の古典作品を最新技術で映像化した結果、臨場感やリアリティ、戦場の不衛生感が増した。

しかし、全体的にアクション重視の為、韓国の『高地戦』のような、古典作品の映画化というより、良くも悪くも普通の戦争アクション(終盤の展開は特に)になってしまった感じはする。

本作とオリジナル版を観た後、
第一次大戦は機関銃を始めとするテクノロジーの進歩で、それまでの戦争とは桁違いの万単位の死者が出る戦争だったと思うけど、
銃後で主人公達を煽る老人や一般市民、当時のメディアはどこまでそれを認識していたのだろう、という素朴な疑問が湧いた。
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