これは今見るべき戦争映画
第一次世界大戦真っ只中親の反対を押し切り仲間と共に戦地へ赴くがそこには地獄が待っていた…
1917系の主人公が地獄を生き抜こうともがき足掻く系の戦争映画
ハクソー・リッジを彷彿とさせる塹壕戦と長めのショット連発に臨場感抜群
これは映画館でやるべき映画だろぉ
一人また一人と散っていく仲間たちを見ながら懸命に生き抜こうとするハードな作品
同時進行で上層部の停戦までに漕ぎ着けようとするドラマも展開されるが泥沼を這いずる主人公ら前線兵士に比べて優雅に会合する上層部が胸糞
さらには終盤の「お前一人の選択に何人犠牲にならなきゃならないんだよ」とプーチンを名指しで批判したくなる展開が胸糞
しかもタイトルの意味が最後にはっきりと分かるんだけど朝鮮戦争でも現在進行形のウクライナ戦争でも結果論になるけどたった少しの領土を得るために何百万人も死ぬくらいなら最初からやらなければ良いじゃないか!と反戦意識が高まった戦争映画
今二人のボクサーが戦いました
でも何百万人が殺し合うよりもマシだと思います!ロッキーのセリフにも通じる
虚しさしか残らない戦争映画