このレビューはネタバレを含みます
リメイク作だと知らずに観ました。機会があれば前作も観たいと思えるほど、戦場の悲惨さが伝わってきました。
内容というより、タイトルが秀逸ですね。
はじめは、あたかも自軍が優勢であるかのように、若者を鼓舞し、前線へと送り込むポジティブな言葉として受けとれたのが、蓋を開けてみれば、4年もの間、前線を押し上げることができなかったドイツ軍の実状を指し示す皮肉のこもったタイトルであることがわかります。
戦争の愚かさを疑似体験できる教材として、今作は非常に優れた作品だったと思います。