このレビューはネタバレを含みます
ずっと辛い、死体がかなりリアルな描写だったことが余計にキツかった
最初は戦争に行けることが嬉しくて誇らしい気持ちだったのが途中から、現実の残酷さで笑顔も消えて無心で人を殺していく表情の変化が怖かった
途中のフランス人を滅多刺しにしてしまって泥を口に詰めたあと、ハッと我に返って謝り続けるシーンは見てて辛すぎた
毎日自分の仲間がどんどん死んでいく、人を殺すことに何も抵抗がなくなる日々を送り続けることがどんだけ恐ろしいことか。
たとえ戦争が終わっても壊れてしまった感情が元に戻ることはあるのか。
現実はこれ以上だと思うと本当に言葉が出ません。
上層部は食べ物を粗末にして自分のエゴのためだけに戦争を続けようとする
いつだってトップに立つ人間は、綺麗な軍服で安全な場所から指示を出してる
