有名な本、映画のリメイク
次々と繰り出される辛いシーンの連続に、今までの戦争映画の中で1番リアルに悲しく、怖かったように感じました。
敵地に向かって突撃し走っていく姿。
そういう画は何度も見たことあるけれど、まだ少年のような彼らが兵士に志願するところから見ているので、知り合いの若者が前線に送られていくように感じます。
メイキング映像も見たのですが、泥も何種類も用意したとか。顔にこびりついた泥がやけに印象的だったので、妙に納得しました。
広大な土地に本格的な塹壕を掘ったり、主人公パウルの軍服だけで2台分(トラック2台分?)汚れをつけたり綻びさせたり、俳優さん達だけでなく、裏方の小道具、大道具さん、衣裳さん、みんなの力を合わせた映画を作っていく過程が見られて、とても楽しかった。
昨日「エブエブ」を見て疲れてしまい、レビューをここまで書いて寝落ちしてしまいました。
一夜明けたら、外国映画賞、撮影賞受賞、美術、作曲賞
おめでとうございます🎉🎉🎉🎉🎉
浅田次郎さんの小説に「終わらない夏」というのがあります。
天皇の「聖断」により終戦を迎えていたのに、北方領土の小さい島にソ連軍が攻めてきて、無条件降伏をする、という国家の決定を覆し戦って散っていくという話です。(ごめんなさい、大昔に読んだので、あらすじが雑ですね)
家族のもとに帰ることができるはずだったのに、
まだまだ耀く楽しいことが待っている人生だったのに。
兵士を戦場に行かせる奴は、安全なところで美味しいものを食べながら、威勢の良いことだけを言っている。
世界中のトップに立つ政治家達、ロシアの政治家達に観て欲しい