このレビューはネタバレを含みます
あまりにも残酷で、悲しく、怖く、戦争がなぜダメなのか理解できる映画であった。
ペンひとつで終わる戦争が、戦う兵士と書類にサインするか迷っている上層部のシーンの切り替えが本当に辛かった。
他にも、戦死した人から服を脱がし、血を洗い、次の軍人に渡すために新しい名前を縫うシーンは本当に人を駒のようにしか扱っていないのかと腹がたったし、辛かった
そして、最後主人公は11時で停戦になる直前の10:59 で殺されるシーンはあまりにも悲しくなった。
多くの人々が死んでのにも関わらず、戦線は10メートルしか動いていない事実を、
西部戦線異常なしと表現されているのは本当に戦争は残酷なんだなって思われる映画だった