緊迫したシーンではシンメトリーが多用されていたり、長回しを使っていたり映像構成が意識的に美しく作られている。
休戦間近でもうすぐ映画も終わりという時に、嫌な予感を思わせるまずい流れになって、まず農家…
勝利の喜びとか、終戦の安堵とか、そういうインスタントなカタルシスを観る者に一切与えず、兵士の勇敢さや愛国心を美化する描写もなく、ただただ戦争の絶望的な側面を淡々と描いた作品。ある意味、戦争映画はかく…
>>続きを読むあまりにも残酷で、悲しく、怖く、戦争がなぜダメなのか理解できる映画であった。
ペンひとつで終わる戦争が、戦う兵士と書類にサインするか迷っている上層部のシーンの切り替えが本当に辛かった。
他にも、…
若者たちの多くが遠足に行くような感覚で戦場に行き、そこで初めて敵や銃撃、仲間の死体を目にしてやっと自分が戦場にいるということを理解したのかな。
戦争を始めた偉い人達はテーブルので豪華な食事をとって、…
第一次世界大戦、ドイツ軍、西部戦線での話。
若者に愛国心を植え付け鼓舞する軍上層部。
それに呼応する若者たち。
いざ戦場に赴くとそこは地獄のよう。
数100メートル先の陣地を奪い合い、殺し合…
ずっと身体に力が入って汗だくになってたことに見終わってから気づいた。
戦争映画はよく観るけど、これは結構きつい。観ててすごい疲れた。
戦争がいかに無駄か、たった一人の司令官の一声で何人も死んでいく恐…
本来あるはずの人間個人の物語が消滅させられるのが戦争。
そういった不条理を感じる作品。
戦場の灰色と、戦争を安全圏で指揮する物たちの鮮やかな色彩、自然の色彩との対比が映像としても刺さる。
戦場で…