映画を愛し愛される生ける伝説スピルバーグの幼少期から映画界に踏み入るまでを本人が監督したスピルバーグ序章
淡々と自身の人生を描いたかと思えば着実にドラマを積み上げててカタル指数高い
純粋に映画作りに青春を捧げる姿と後の作品にも通じる精神性と作家イズム、当時の自主制作をそこまでのクオリティでやっちゃうのかと映画監督としてのセンスはこの頃からピカイチだったんだと感じさせる
両親とセスローゲンが巻き起こす複雑な家族関係は胸糞味あるけども必ずしも全否定ではなくその選択をしたからこそ自分という人間であり続けることをスピルバーグの夢へと繋げるモチベーションと繋がる
イップマンがブルースリーと出会うようにスピルバーグ少年の心を躍らせるラストはスピルバーグ本人のみならず映画ファンなら「おぉ」となるだろうしこのサプライズ感がインフィニティサーガのポストクレジット並みに興奮した
あとプロムの映画上映の展開は地味にブレックファストクラブ味があって良かった
