フェイブルマンズのアキのネタバレレビュー・内容・結末

サミーはもちろん良いんだけど、ミシェル・ウィリアムズを堪能する映画だったな…演技うますぎてこわい。
ママの予言はあたったわけだ。身勝手と言われようが、良いときも悪いときも映画を撮ってしまう芸術への業に目覚めなければ、2人の気持ちに気づかなかったわけだから。
ポール・ダノのパパも良い…持つ者への憧れ。とはいえパパも才能がある人だから、お互いを神聖化してて、一緒にはいられないっていう、共に笑える人と人生を歩みたいっていう気持ちもなんとなくわかる。この三角関係シンド〜。
ローガン、イジメは嫌いだけど、葛藤があってけっこう好きだ。映画って虚像なんだよね、当たり前だけど。
上か下なら良くて、真ん中はつまらん！
字幕の訳がわかりにくくて辛かった。

パーソナルな感想
芸術と家族どっちも大事で、同列に扱われてるのって受け手は気づいてるし、諦めてもいるけど。子供が一番も事実なんだけど、親も子供も他人だし、永久に理解しあえないとまだ思ってる、今のところ。いつか監督のように許せる日がくるのか。