KOUSAKA

フェイブルマンズのKOUSAKAのネタバレレビュー・内容・結末

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

文句なしの傑作‼️

ミシェル・ウィリアムズは常に最高。そしてポール・ダノの抑制された演技も素晴らしい!『ジョジョ・ラビット』効果なのか、お母さん役のミシェル・ウィリアムズには自然と落涙スイッチが入ってしまいます😭

オープニング、幼少期のサミーの怪訝な表情からすでに可愛い。芸術家 vs 科学者という家族の構図をこの時点でコンパクトに示していて、このセンスの良いオープニングで、もう200点満点‼️とにかく幼少期のサミーを筆頭に、妹たちを演じる子役の子たちがみんな本当に明るく元気で可愛らしい。

スピルバーグ自身の家族のことを決して美化することなく、むしろ隠したくなるような出来事まで赤裸々に描いているところがこの作品の一番良いところで、自伝的映画が陥りがちな「安易な美談」に一切なっていないところが素晴らしい👏やっぱりスピルバーグは全面的に信頼できます。

映画業界の末席に入り込んだところをこの映画の終着点にしているところも清々しい。そこからの華々しいキャリアは言わずもがなということで。
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