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フェイブルマンズのtakehiのネタバレレビュー・内容・結末

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

☆スピルバーグ監督の自叙伝的映画である。
初めて映画館で観た電車のクラッシュシーンを観て衝撃を受ける事をキッカケに、 8ミリ撮影を始める。
・奔放でアーティストな母の不倫と離婚、、
・父との衝突と和解、、
・親友に奥さんを不倫される父、、
・母の不倫相手からの餞別に嫌悪する、、
・強烈な差別とイジメ、辛い学生生活、、
・学園の記録映画を製作イベントでの上映、同級生に怒られたり泣崩れられたりする、、
・初恋と失恋、、
ドラマとして面白いか?というと正直何を観せられてるのだと思ったりしますが、地味ながら心に残る機微や悲しみが綴られていきます。

☆私情的映画論な作品である。
・映画とはカメラワークと編集、特殊効果と演出で虚実を操り、観客の心にインパクトを与え、喜怒哀楽の感情を動かすものである。
・カメラ、フィルムには時に予期せぬ現実が写り込むこともある。
・観る人によって感じ方は様々である。
・監督(表現者)とは孤独で、大変だ!
そして、、 地平線の位置に注意しろ!!(デビットリンチ演じるジョン・フォード監督に笑)

天才映画少年は映画映像の持つ魅力に取り憑かれ、撮影に喜びを得たり、様々なことに人生を振り回されながら、やがて映画会社に就職するまでを描く物語でした。
その続きはスピルバーグ監督作品の激突やジョーズを観ましょうってことなのでしょう。。

(yahoo映画レビュー同時投稿)
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