”出来事には意味がある”
レビューさぼってたぶんを連投・・・。
本が好きになれたのも、音楽好きになれたのも、映画好きになれたのも、あの両親のもとに生まれたからだ。どんな愛憎があれど、親の影響は計り知れない。
「The Fabelmans」と複数形になっていることから想像してた通りスピルバーグ監督の家族の物語。ユダヤ人のコンピューター技師と、ピアニストの夢をあきらめた母親の間に生まれたサミー。
両親に連れられて初めてみた映画に魅了され、学生のうちから持ち前の構想力、アイデア、構図の上手さが周囲にも評価され、映画作りにのめり込んでいくが・・・芸術と家族に引き裂かれるのは、叔父から言われた通りの伝統だったのか。
”あのこと”も言わないよっていいつつ映画化しちゃってるけど・・・💦
ミシェル・ウィリアムズ、ポール・ダノ、セス・ローゲン、そして主演のガブリエル・ラベル、キーリー・カルステン、モニカ役のクロエ・イーストなど、役者たちもそれぞれが良い演技してた。
ちなみにジョン・フォスター役はデイヴィッド・リンチ監督が演じてたね。
監督が世に出るまでの家族の愛憎と出会いの記憶として、じゅうぶん楽しめる作品だったが、個人的には、やっぱりこの先が観たいと思ってしまった。