Kaz66

フェイブルマンズのKaz66のレビュー・感想・評価

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)
3.6
巨匠スピルバーグ監督の、両親に捧げる少年期の自伝的作品。
んー、個人的にはあまりノレませんでした。
ショットの作り方はさすがだし、“映画”に対する愛情も十二分に伝わってきます。
両親役のポール・ダノ、ミシェル・ウィリアムズ、ペニーおじさんのセス・ローゲンの演技も素晴らしいし、往年の名監督(アカデミー監督賞を4度受賞)ジョン・フォード役のデイヴィッド・リンチもクセの凄い名台詞を残して印象的でした。
ただ…、今スピルバーグがこの作品を撮る“意味”と、今観客(特に若い人)が観て“感じるもの”とにGAPがあるような感じでした。
ダメなところがある訳でもありませんが、なんとなく入り込めなかった…。
劇場でなく、配信でTV画面で観たからというのも大きく影響してると思いますが、劇場公開時もやはり個人的な優先順位は低かったのです。
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