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フェイブルマンズのmomominnのレビュー・感想・評価

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)
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ガブリエル・ラベルくんと
ポール・ダノ氏が
笑った時の口元が似てて、
とても親子に見えました。

ダノ氏、見るからに優しくていい人だった~。
ゴリゴリ理系人間で、芸術は趣味の範囲…って役だったけど、
カメラの仕組みとかでもっと父子の時間あっても良かったような…。
初めての映画館の時に、子どもにやたら詳しい解説してたけども。

初映画館入る前にごねてるシーンは可愛かったね!
「だって巨人が出てくるんでしょ?(怖いよ)」だって!
大きなスクリーンに映すからね?大きく見えるけど、巨人じゃないよ~(笑)
可愛い… 今どきの子どもでは、こんな勘違いは起こらない気がする。


自主制作映画たちは、
サイレントなわけでしょ?
BGMも別個で流してたにしろ、台詞は「察してね」でしょ?
「そういうもの」って認識のもと楽しむ分には、当時は当たり前だったんだろうけど、
よくあんなに盛り上がれるな~(笑)…と思いました。
日本ではサイレント映画を、あんな風に楽しんでた時期あんの?
活弁士の裁量次第でストーリー固定されてた気がするなぁ。
まぁ、文化背景的にも説明付けてくれないと読み解けなかったかも知れないけどね。
だけど、
あちらの楽しみ方に比べて、想像力とか、読解力とかが培われ無さそう~。


プロムで流した映画も、
みんなで卒アル見るようなもんだけど、盛り上がってたね~。
でも、いじめっこのリーダーくんがああいう受け取り方したのは意外だったなぁ。
いや、感動と衝撃を処理できなかっただけかも知れないけど。のちのちサミーくんの一番の理解者になってそうだ。
まぁ、カメラが切り取るのはあくまでリアルだけど、意図的な見せ方をした映像はもう作り物だと…。
腰巾着くんは、そうなりますわ。合掌。

母?
う~~~~ん…
芸術家肌で天真爛漫で、って言われるとそうなんだけど。
息子の才能を信じて応援してくれて、っていうのも大事なんですけど。
妹が言った絶対に敵わない人(天才エンジニア)に崇められるような愛され方って、
傍目には美男美女だけど生身の人間としてはキツイなーってそういう話?
ミシェル・ウィリアムズは好きよ?
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