Kin

フェイブルマンズのKinのネタバレレビュー・内容・結末

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

ジョン・フォードからのラストシーン最高。気持ちよく落として、気持ちよく終われる素晴らしいラストシーン。ジョン・フォード役の人選もね。

『エンパイヤ・オブ・ライト』観たばかりだから、映画愛に溢れた同種の感動の物語かと思ったら、まったく違った。『エンパイヤ・オブ・ライト』が映画の受け手の物語りだったけど、今作は送り手、作る側、撮る側の物語。映画の持つ素晴らしさだけでなく、映画が持つ危うさも大きなテーマになってる。ちょっとゾッとする感じあった。スピルバーグ監督の確信犯的な人の悪さみたいのを垣間見た気がした。2本とも好きな映画です。

プロムのシーンはキャッチフレーズも含めて若き頃の先輩兄貴デパルマの『キャリー』そっくりでした。私はスピルバーグ監督の作品多くは観てないんだけど、好きな作品は『未知との遭遇』『太陽の帝国』『AI』等、微妙な作品が多いです。
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