このレビューはネタバレを含みます
映画が好きで、スピルバーグ作品を何度も観てきた人が観る映画、（まあ自伝なんてどれもそうだけど実際の話なんてそこまで劇的なことは起きないからその人自体を知らなければ面白くないよね）
これも、映画好きなら知らない人はいない、ビッグネームになってからもスタッフのコーヒー淹れて配ってあげたりするような、腰の低い監督だというスティーヴンスピルバーグの半生をスピルバーグが撮ったというところでとりあえず観なきゃと思った次第
そして俺得なことにお父さん役がポールダノ！
少年役や若者役で唯一無二のインパクトを残していた青年が、かわいいおじさんになっていた〜
奔放で明るく不安定で美しい芸術家の母は、この雰囲気の役は毎回ビタハマりするミシェルウィリアムズ
2人の名優がストーリーを引っ張る安心感よ
ラストでスーツ姿のサムを観た時は、この数年後に激突を撮るのか〜！と勝手に興奮
幼少期に観た初めての映画での、列車と車の激突シーンが彼の原点となるんだなあと妙に納得！
そしてキャラ強過ぎのジョンフォード（ほんとに眼帯してたの？笑）はデヴィッドリンチ
家族みんなで観れる映画でお馴染みの心優しいスピルバーグらしい、映画好きのための映画でした
