スピルバーグの自伝的な物語ということで気になっていたけど映画館での鑑賞を見送ったのでAmazonプライムで配信が始まったタイミングで鑑賞。
映画が好きなサミーの半生が描かれていたけど正直退屈な作品でした。
サミーが撮影する映画を通して家族が1つになっていく展開はとても良かったのですが、中盤でそれが仇となる展開があり、現在にも通づる映像を残す怖さを感じました。
映画がどういった技法が使われて撮影されているか、どのように世間に浸透していったかという映画の歴史の勉強にもなりました。
ラストは映画人としての第一歩を踏み出すところで終わるのが素晴らしいと思いました。
本作のような真面目な作品とセス・ローゲンがどのようにマッチするかと思っていたところ、しっかり演技で自分の持ち味を表現していて安心しました。
いつも変わった役柄を演じていることが多いように思うポール・ダノがちゃんと父親として家族の長を演じていたのがとても良かったです。