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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイトのmichikoのレビュー・感想・評価

2.5
MCU初のハロウィンスペシャルドラマ。1時間弱の単発作品だが、MCUの世界観を共有している。
「最強の石」と呼ばれるブラッドストーンを巡り、モンスターハンター達のデスゲームが始まる。

MCUの新たな一面という本作はホラーとまではいかないまでも、バトルシーンで部位欠損などのグロ描写もある。ただモノクロで描かれる事で生々しさは抑えられ、古き良き怪奇モノの色が強くなる。本作は主人公達のプロローグとして今後のバディものが期待できる、非常にワクワクさせる内容であった。

MCUは様々なヒーローの登場により世界観を広げているが、それでも我々の世界と地続きの科学をベースとした一定のリアリティの元に成り立たせていた様に思う。
ただ、今後『ブレイド』もMCU入りしてヴァンパイアの存在が世界観に付加される。本作の“モンスター”もその第一歩である。宇宙人、神話、ミュータント、等とどの様に世界観の折り合いをつけていくのか、不安もありつつも今後の「フェーズ5」が非常に楽しみである。
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