壁炒飯

シャーマンの娘の壁炒飯のネタバレレビュー・内容・結末

シャーマンの娘(2021年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

話の割に割と長いがところどころ新房感ある面白いカメラワークと魅力的なキャラクターで最後まで楽しめた☺
幽霊ものにありがちかわからんけど、お涙頂戴的な要素を主人公のキャラクター性でぶち壊していく感覚が面白い 絵面もところどころグロいがそれほどでもなくホラーコメディ感もも相まってどんどん引き込まれていった

生き死にの話の関係上、壊れてる登場人物が多い中主人公もしっかり壊れてるのが得も言われぬリアリティを感じる シャーマンの娘が普通の価値観な訳ないよね…🙄
主人公のアクは強いが思春期の微妙な情緒も表現されてるように感じる…
なので、主人公の歳不相応なしっかりリアルを生きろ!的なありがちな説教もなく(はず)、あくまで欲求に従って行動する姿が逆に眩しく映る かなり動物的なのに一周回って真理をついてるような説得力がある
しっかりキャラクターが立っているのでこちらでいろいろと想像で補完しながら見れる良作

各エピソードのつながりやテーマ含めもっと洗練させてほしいところもあったがそれも含めて楽しめる
タイトル出たとき普通にエンディングだと思ってしまった🙄
しっかり構成し直したものを見てみたいが、90分だと短いと感じてしまうかもしれないからドラマとかでお願いしたい…
壁炒飯

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