Apple TV+での配信のみだけど、フォロワーさんたちが相次いで絶賛だったので鑑賞。
素晴らしかった。派手じゃないし淡々と日常が流れていくだけといえばだけなんだけど、とても沁みた。一人では抱えきれないほどの傷を負った時、人はどうやって生きていけばよいのか。真摯に痛みと向き合っていく過程を訥々と見せてくれる作品だった。
ラスト近く、PTSDを抱えた帰還兵リンジー(ジェニファー・ローレンス)がある人物と対話するシーンがあるんだけど、ここが私の心のやらかい所を何故かヒットしてしまい号泣。ジェニファー・ローレンスが相手を思いやってるのがわかる所や自分の本音を語る表情が良すぎて刺さりまくってしまった。彼女と自動車整備士ジェームズ(ブライアン・タイリー・ヘンリー)の距離感もちょうど良くて素敵だったな。とにかくこの二人の演技が凄すぎた。
