武者鬼

銀河鉄道の父の武者鬼のレビュー・感想・評価

銀河鉄道の父(2023年製作の映画)
5.0
ほぼすべての人に刺さる作品

もう最後、ぼろぼろになって見てました

太い家があるから有名になれたとか宮沢賢治を、いや作家や創作家にはこのような言葉がついて回ります
そしてそれは間違いないんでしょう
私はそういう意味でも考え方でも創作家と私はどこかで全然違う人なんだと思ってました
しかし、この作品をみて私はとても安心しました
彼らも私達同様に苦しんでいたんだと

父親のようになりたかったけどなれなかった
褒めてもらいたいと生き方や自分の才能にもがき苦しむのは誰もが一緒なんだと
ただ身近の人に認められたかっただけなんだと

様々な宮沢賢治の作品のバックグラウンドを知られたような気がします
どうしてそのような詩を書いたのか
メモ帳に書いたのか
それらをちゃんと理解していなかったため本当に見てよかったと思います

本当に良い作品でした
ありがとうございます
武者鬼

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