RuiHosono

銀河鉄道の父のRuiHosonoのレビュー・感想・評価

銀河鉄道の父(2023年製作の映画)
4.0
だーすーの映画は必ず映画館で見ることにしています。

ダラダラと泣いてしまった。
妹、トシの優しさや、父の子供を思う気持ちや、母親の一歩下がった芯の強さや、意外に宮沢賢治がダメ坊々だったことが、シリアスなのだが少しコミカルに人間らしく描かれていた。

天才は奇人と紙一重。意外に坊々だったから文学が焦りなく出来た環境に宮沢賢治はいたんだなと意外に知らないことが映画を通じてわかった。

大学時代、宮沢賢治の思想は実は共産主義だと言う授業を取っていたことがあり、(そもそもユートピアとは全員が理想郷云々)色々思い出しながらみていた。

死んでから認められるのはやはり切ないなあ。宮沢賢治、あなたは今誰もが知る文豪ですよ。
と教えてあげたい。

役所さんもさることながら、だーすーはやはり素晴らしい。だーすー!!

エンドロールの主題歌がミスマッチだった非常に残念でした。。。
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