後に作家となる彼の事は、名前以外は全く知らない。
ネタバレ。
基本は、私自身への記録。
間違えて読む人は気を付けて。
読まなくていい、自分宛てだから。
✮マークは、大好きな部分。
↓
✮彼の考えや激情、紆余曲折、生家での騒動。ブチギレまくるお父さん。犯罪者にならなかっただけで、かなりギリギリを過ごしたんだな。
✮妹が亡くなってからの場面、すごく良かった。家族が悲しむのは当たり前であって、それを描写せず、こちらにも浸る余白を与えてくれたからこそ、心が入った。
その後のお父さんとの場面に、泣いた。
✮宮沢賢治の病気が発覚してから、病院の先生の短い頷きや声、表情が凝縮されていて、分かっていてもショックだった。
この先生の場面が、一番心に刻まれた。
✮冒頭とラストの夜汽車の場面は、すごく印象的で好き。
あからさまな舞台的な身振り手振りに、その場面の押し付けを感じる。まぁ、そうしないと成り立たないか。
それでも、なんとなくやり過ぎな感じはする。
エンディング曲、全く合ってない。
イントロのピアノ旋律はまだいいけど、それでも明る過ぎる。分かり易い詞だけど、歌手の声と、変にファンタジック編曲のせいで余韻を壊してくる。
宮沢賢治の作品のイメージはどんなのか今はまだ知らないし、そういう世界観の人なのかも知れないけど、知らないからこそ、このエンディング曲はちょっと…。
って感じ。
しっとりしたインスト曲で浸らせてほしかった。
珍しく、エンディング曲を全部聴かずに停止した。
記録。