このレビューはネタバレを含みます
今年初めて映画館で観たのがコレ。
昔、子供の頃にコレがきっかけで銀英伝を知って、後に小説を読んでハマったんだよなぁと懐かしい思いで観た。
やっぱりあの時と同じ、印象的なラヴェルのボレロは良かった。
そしてやっぱりあの時と同じ、
「めくるページめくるページ、戦争ばかり」みたいなセリフは、
初めて観た当時も印象的なセリフで、実際に学校の歴史の教科書を見たら
「ホントだーどのページめくっても戦争ばっかだ」とペラペラ教科書をめくっていたあの頃も思い出します。
今もそうだよなぁ。
古い映画なのに古く感じない。これってすごいことだなと再認識。
ちょっと疑問なのが、終盤、ラインハルトがヤンの作戦に追い詰められて勝利を逃すわけにいかないから撃て的な指令を出して説得されるというシーン、あれって後の本編を考えるとラインハルトの先々の野望を考えるとあんなセリフ出ないんじゃないかなぁという気がする。
この時の絵が一番丁寧に描かれている気がします。
全編音楽がクラシックでボレロのみならずどの曲もいい使い方してるなぁと再確認。特にラストシーンのマーラー3番最終楽章はずっと耳に残っていて、大人になってからこの曲をオーケストラ生演奏で聴きたくてコンサートに行った事も思い出しました。
クラシックの良さを教えてくれたのもこれが最初で影響大きいかも。
のだめカンタービレはずっと後ですね。
個人的に色々な思い出に浸る映画でした。