ゆのは

ビューティフル・レターズ 綴られた言葉のゆのはのレビュー・感想・評価

3.7
学業もプライベートも
上手くいかない少女が
とある老人からの
手紙をきっかけに
人生において
大切なことに気づく話。

「誰かのために
自分は何ができるか?」
これがこの作品の
最大テーマだと思う。

もちろん手紙を
題材としているだけあって、
「言葉」の力の
偉大さを感じる作品ではあるが、
それらも全てひっくるめて
上記のメッセージを強く感じた。

「人の価値とは
その人が得たものではなく、
その人が与えたもので測られる」
というアインシュタイン
の言葉を思い出す。
この言葉を最初に聞いた時は、
「人に何かを与えられるほどの
能力がないんだよなー」
なんて思ったが、
人を喜ばせたり
楽しませたりすること
に特別な能力はいらないんだね。

1番大切なのは
能力よりも気持ちだ
ということに気づいた。

インパクトには欠けるが良作。
ゆのは

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