精神病院での患者の実態を描いた、当時の精神医学の現実を暴露した心理ドラマ映画です。
主人公の女性が自身の精神の健康を取り戻すために奮闘する姿を追います。彼女は混乱し、孤独を感じながら、病院内での様…
サイコセラピーもの王道要因に帰結する治療過程のサスペンス。それ以上にディテールの描写がとても良い。内界を顕現する大海と稲妻とsnake pit。そして記憶と見当識の欠如、幻聴、思考散乱する主観的描写…
>>続きを読むアメリカの戦後の精神病棟のあり方がわかる。幼児期のトラウマ、父母との関係など精神分析の要素が深く伺える。閉鎖病棟や病状によっての区分け、合議制なども取り入れていたのは当時としては先進的。
映画とし…
オリヴィア・デ・ハヴィランドの顔が怖い。
古い映画のせいもあってか、電気ショック療法以外、薬などは何が処方されているのかわからないので、治療がまったく謎。カウンセリングがメインのようだが、症状も一…
精神病を患い記憶障害を起こすヴァージニア(オリヴィア・デ・ハヴィランド)は、夫であるロバートの事すら忘れ去ってしまっていた。何故そこまで追い詰められるに至ったか、ロバートは彼女の主治医であるキックに…
>>続きを読む精神病院で治療を受けながら、主人公のトラウマが解き明かされるニューロティックスリラー。オリヴィア・デ・ハヴィランドの熱演を含めてよく出来ているのだが、今作には症状の重い病棟に行く度に個性的な患者に出…
>>続きを読む「遥かなる我が子」(1946)「女相続人」(1949)でオスカー助演女優賞を受賞したオリヴィア・デ・ハヴィランド全盛期の一作。精神病治療を経験した女性の自伝が原作の実録サスペンス。監督は「追想」(1…
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