とまと

ジョン・レノン 音楽で世界を変えた男の真実のとまとのレビュー・感想・評価

5.0
2018年制作の映画。

ジョン・レノンのリヴァプール時代の生い立ち、それも移り住んできたお祖父さんの生きた時代からスタート。過去の街の映像などとても興味深かった。ペストの蔓延する街…。まるで歴史の教科書みたい…

近所の友達、学校の友達が語るジョンやジュリアの話やミミおばさんの話も良かった。みんなあのジョンの友人として人生を過ごしてるわけで、なんならもう何千回もパブなんかで話してる内容なんじゃないかなと思ったけど笑、それを私たちも聞ける機会があって、この映画よありがとう。

ジョンが遊んだ空き地だったり、ジョンが覗いたあの楽曲タイトル邸宅敷地だったり学校だったり。ミミおばさんの家があるのも驚き。正面玄関じゃなくて勝手口使っての話、なんだかリアルで個人的に気に入った。

11歳で受ける試験に合格したジョンは普通に何にでもなれるくらい地頭が良かったんだろうけど、それ以上に運や才能に恵まれていて、普通ではなくあのビートルズになってくれた。本当にありがとう。

ザ・クオリーメンの結成に至るまでの過程も面白かった。茶箱ベース良い。
ロングトールサリーのレコードを聞く話も良い。4人の仲間で1人だけ短期留学に行っていないジョンの話は深読みしてしまい切なかった。

…映画がはじまって20分くらいで席を立っていった二人組がいらしたけど、多分思っていた映画と違ったのね笑。 筋金入りのジョンやビートルマニアか、それともにわか?なのかがわかる試金石のような映画なのかも。

例えばスチュの彼女も今は亡くなっていてもうお話は聞けないわけだから。全てが記録としてとても貴重な映画。ありがとうございました。ジョンの筋金入りのファンは観るべし!!
ジョン・レノンファンなのでスコアは迷いなく5.0で!
とまと

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