人物描写やストーリーよりも、自然描写の畏怖みたいなものを強く感じました。息を呑むほどものすごく美しい映像に同居する、取って喰われるてしまいそうな圧倒的な恐怖は、ガンニバルやコクソンを思い出したほど。…
>>続きを読む2025年5月6日
村の飢饉、さらに村八分にされているにも関わらず毒親のフルコンボ環境。
権利、集団心理、風潮からなる人間の醜さ、自然の過酷さと恩恵、人間の尊厳や生きる事を主人公の凛を通して考え…
無慈悲。救いも何もない。ラストも、今後を考えるとはたして「よかったね」と言えるのか。
18世紀末、冷害による飢饉に見舞われた東北の寒村。先祖の罪により村八分を受ける一家。田畑を取り上げられ、汚れ仕事…
非文明的な社会の恐ろしさと愚かさが、現代社会にも通じる根源的な人間の姿の様な気がしてきてしまう。村人達も父親も残忍で身勝手であるが、状況が逼迫すれば人は簡単に非情になれてしまう。世俗を超越したかの様…
>>続きを読む18世紀後半の東北貧農地域のお話。
子供の頃、社会科授業で「やませ」という、冷害を表す単語を習ったが、最近は全く聞かない。
中学生の頃に、平成の米騒動という出来事があり、
うだるような暑さの、今の夏…
食糧難に苦しむ東北の寒村で迫害され、村からも父からも様々を奪われて遂には居場所すら無くし禁足地の山に入る娘。
そこで出会った村人から恐れられる山男とは。
そして山とは。
誰しもが抗えない不幸か…
山家と勘違いして観た。。。
つまらない。。。
山男が夢想する場面は少し面白かったけど
それにしても無知、思い込み、迷信はいつの時代も怖いね
でも現代のわれわれの生活にもまだ残っている部分もあるし
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©YAMAONNA FILM COMMITTEE