ぐり

山女のぐりのレビュー・感想・評価

山女(2022年製作の映画)
1.8
昔は、
個人という概念がなかったゆえに
差別というものが、そこかしこに普通にあったんだと思う。
社会には主従があって、
上下があって、
それはやがては、優劣の思想となって

それは、
優生思想や差別が忌み嫌われるような現代の価値観とはちがくて
当たり前にあったんだと思う

それによって
生きづらい人や、虐げられる人がいることも
“そういうもの”だったんだろう

そういう社会が昔はあったんだ


森山未來が、
人間じゃないみたいで。
人間の臭いがしないみたいで。
とても良かった。
ぐり

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