社会のダストダス

山女の社会のダストダスのレビュー・感想・評価

山女(2022年製作の映画)
3.2
そこに山があるから登るみたいな感覚で、これに山田杏奈さんが出ているから観に行った。現在、社会のダストダスさんの好きな女優ランキング2023年版でも高ランクにつけている山田杏奈さんが主演。本作では可愛いからと村八分にされてしまう。

普段は「山田杏奈たん、ぐふふ…」と言いながら出演作品を不純な感情で観ている私も、凛の行く末を静かに見守りました。力強い眼差しに髪を下ろした場面での何とまあ美しいことか、はぁ~(ぐふふ)

山田杏奈さんが森山未來さん演じる山男のもとで壮絶な修行に励んで『ミスミソウ』並みのキリングマシーンになって、村に復讐するストーリーなのかと思っていたのは内緒です。やっている劇場に行くまでが坂道が多くてちょっとした山登りだった。

少し日本版の『ウィッチ』みたいのを期待していたけど、そういう部分では近いところがあり。しかし、画面がめっちゃ暗いのと、仕事終わりで目が疲れていたこともあり、緑内障になるんじゃないかくらいのレベルで目が痛くなった。

どうでもいいことだけど4,50歳が平均寿命であっただろう当時の凶作に喘ぐ寒村で、でんでんさんや白川和子さんら70代の人は、赤ちゃんの間引きをする前に真っ先に姥捨て山行きだろうと失礼なことを考えてしまった。