いくら一緒にいたって、いくら家族だって
他人を心の底から理解できることなんてない。
自分自身でも理解難解なものだし、ましてやそれを表現することなんて、不可能に近い。
直接的な表現は一切ないのに、…
輪郭が朧げな痛みや傷跡を、背中でみせるポールメスカル。ラストのUnder Pressure で涙が。聞けなかったこと気づけなかったことを思い返しながら、彼女は生きていく。自分の人生は結局自分1人で背…
>>続きを読む後からじわじわ来る映画でした。
エンドロールに入った瞬間とか、観終わった翌日とか、「わたしは何を観たのか、何かすごいものを観たのではないか」って。
あまりにも淡々と進むから、
途中まで、全然分か…
観客は、ソフィーの、もしくはお父さんの知り合い/友人で、断片的に過去に何が合ったのか教えてもらっている、そんな気持ちになる作品でした。
観客とソフィーたちは、全てを話すほど近くはないが、家族について…
映像の雰囲気から懐かしさを演出されていて、撮影時から凝って創られていることがよくわかります。父と娘、若くして父となった苦悩は計り知れませんが、大切に思う気持ちや愛おしさは表情や行動、言動の一つひとつ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
試写会にて(ありがとうございます!)
映画を観る前は敢えてあまり情報を入れないようにしているので、父と娘の思い出でほっこりする内容だと思っていたが違った…。試写会から一夜明け、このレビューを書きな…
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