このレビューはネタバレを含みます
娘と父、一夏のバカンスを当時と現在の娘の視点で切り取った作品。記憶はとても曖昧なもので、私たちは観たいものだけを都合よく切り取って振り返ってしまう。
第三者目線で撮られる父親はどこか死を想起させる様…
今後ふとした瞬間に思い出すことになるだろう、心に染み付いて離れない映画だった。
あくまで今の「私」から見た物語ではあるものの、過去の「私」と父親、そして今の「私」の3つの視点から物事を見ることがで…
カメラワークが本当に素晴らしかったです。
音楽も総じて、とても、
特にQueenとDavid BowieのUnder Pressureが流れるタイミング、そのシーンが良かったです。
帰り道、聴きな…
このレビューはネタバレを含みます
一夏。ノスタルジーの中にどこか美しさを感じるロケーションに、緊張感のあるフラッシュバックが映える。
娘を見る父、父を見る娘。それぞれがそれぞれを不確かに感じている。どこかに不安を感じている。それで…
忘れてはならない、この一瞬を
父と子が過ごす最後のバカンス
観終わった後に残るこの気持ち
言葉にする事が難しくて
楽しい想い出だけではないから。
子どもには見せない本当の親の顔
なにを隠している…
少しでも自分を隠しても娘には楽しんで欲しい
もう少し自分を隠さず私と楽しんで欲しい
記憶にも記録にも残って離れないんだろうな
多くを語らない映画の中でも語らない
静かでうるさい作品だった
カモ…
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試写会にて。
幼い娘と父親の一夏のバカンスを描いた映画。特別なストーリーがあるわけではなく、淡々とバカンスの終わりに向かっていく。でも映画の途中で現在のソフィアの映像が映し出されたり、父親の抱える苦…
試写会で鑑賞。
ドリンク飲み放題のチケットどころか、ホテルの敷地内すら出られない格安プランでの旅行なのと、時折垣間見える父の言動からなんとか捻り出して作った娘との休暇なのだろう。
慎ましすぎるほ…
全てが描かれてなくて
全く腑に落ちてないはずなのに
クレジットに入った瞬間
涙が止まらなかった
自分の父の記憶を辿っているかの様な
体験させられるし、録画したビデオを
ふとした瞬間に取り出して想い…
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