「父とのひと夏の思い出を回想」
11歳の少女が31歳の父親とトルコで過ごしたバカンスをひたすら切り取る。説明的な情報はほぼないので2人の会話や表情などから背景や関係性などを読み取る必要があるタイプの作品です。
あらすじ的には大人になってからの回想とありますが、現代のシーンはほぼなくほとんどが当時のシーンによるものです。
きっと娘の視点で観たり、親になってから親の視点で観たりと観る状況によって感じ方も変わってきそうな趣深い作品。
ラストシーンはグッとくるものがありました。
さすがA24。
何度か見返したいと思わせる魅力がある作品。