ポール・メスカルの声と訛りが好きだ。
彼の声を聴くために今後の出演作全部観ると決めた。
「We're here to have a good time eh.」
本国予告を観た時からこのセリフが切なくて堪らなかった。
若くして父親となったこと以外にも色々と苦悩を抱えていそうなカラムの感情を、その表情や心象的な映像を織り交ぜて嫌味なく匂わせることに成功しているのは新鋭監督の手腕なのか。
ダンスシーンにUnder Pressureを使用する罪深さ...観ている時はシンプルに最高なシーンだななんて思ってたけど、後から曲を聴いていく内になんて残酷で愛に溢れているんだと感じる...
レビューを書いていて思ったが、観ている時よりも観た後の方が感動している。余韻というか、それこそ本当に大人になったソフィのように記憶を再生する感じというか。
クロエ・ジャオ×ポール・メスカル×ジェシー・バックリーの映画が製作される未来待ってる。
1.85:1