お父さんから娘への愛、娘からお父さんへの愛がビデオにこれでもかと詰まっていてそれだけで泣けた。護身術を教えたり、大きいベッドを使わせたり、日焼け止めを塗る手が優しかったり。ソフィがママとパパがエンゲージすると思ったって話すとこ、切なかったなあ。ソフィはパパに愛されてるってわかってるから、マイケルとのキスの話も出来たんだろうし、パパも愛してるから男の子のことからドラッグの話までしてって言う。何にでもなれる、時間はいくらでもある、というのはソフィの未来を見てる愛の言葉だよね。
ソフィの、同じ空を見上げれば一緒にいなくても同じものを見ているといえる、みたいな言葉が切なかった。
パパのたまに見せる陰が、大人だから傍観者だから気がつくけど、10歳のソフィは気づかない。大人になったソフィは何を思うのだろう。パパは海に入っていってしまったのかな。パパに何があったんだろう。故郷から1度離れるとそこに居場所はない、なんて寂しい言葉。
自分の11歳のときのことなんてほとんど覚えてない。自分が11歳のとき、私のお父さんは30歳。30際になった自分は何を思うんだろう。