いくら愛のある関係でも、失ってしまうと後悔ばかりが、真夜中の波のように。
(恋愛関係にも置き換えられるかも)
現代のソフィにも、パパのそれがあるように感じられて、どうにもやるせない気持ちになる。
”Under Pressure”を帰路の車中で。
青く眩しかった夏。
ふたりのトルコでのバカンスを思い返しながら。
"Why?"
その答えを探しながら、大人になったのでしょう。
きっと。
生きてるうちに伝えたかったこと。
なんでも話してねと言ってくれたこと。
一緒に歌ってくれなかったこと。
ダンスに誘ってくれたこと。
もう一度、はじめから観たくなった。
シネマイクスピアリでのレイトショーのあと。
数時間前まではたくさんの人々で賑わっていたであろう、ディズニーリゾートの空間。
上演後の劇場の舞台裏のように、温度がすっかり落ち着いていた。
ラストダンスのあとのような静けさに、さみしさを覚える。
余談。
「TITANE」と2作続けての、マカレナの奇跡に驚いた。
使われ方は全然違うけれど。
あちらでも親子の絆と美しいダンスが描かれていたし、女性の監督。
どちらも行間を読む作品で、好きです。