このレビューはネタバレを含みます
別に似た人生を辿ったわけじゃない。
ただ、あのように音と光で感情を発露されると人の心はいともたやすく動いてしまうのか。酷い顔で映画館を去る。
そこは暗く、人の顔が点滅している。知らない人ばかりで息が苦しい。あなたを見つけた。手を触れる。あなたの肌触りが暗闇でも私を保たせる。
ただこの世界は絶えず点滅しているのだ!決して真暗でもない。断続的に浮かび上がる人の顔、顔、顔。どこを見ている。何を見ている!ここで私は何をしている?
あなたは去り、点滅の中に再び放り出される。暗く明るい断続的な現実の中に。
この映画は革命じゃないですか