このレビューはネタバレを含みます
保護者とこどもの絶妙な距離感の映し方が、SOMEWHERE(2010)とかC'MON C'MON(2021)に似てて、とても好き。
ソフィの無自覚に的を得た言葉と、カラムの語らない苦悩みたいなものが胸にくる。絨毯を気に入って、娘がいない間に1人で買うシーンがすごく印象的だった。
11歳の誕生日を親に忘れられていて、結果的に赤い電話のおもちゃを買ってもらったカラムが、11歳の娘にバースデーソングを歌ってもらって一見感動的ではあるんだけど、カラムのトラウマを抉っていそうでそわそわした。
「アフターサン」は日焼け後の保湿クリームのことらしいけど、劇中で塗ってたのは日焼け止めだよね?
カラムは日焼け止めをこまめに塗ってたけど、アフターサンが足らなかったのかな。