私も幼少期から父と離れて暮らしているので、感じるところがあるかなーなんて思いながら鑑賞。
想像していたよりもずっと、11歳のソフィが父親の危うさを感じとっているように見えて苦しくなったけれど、今スクリーンで観ているものは全て大人のソフィを通した目線なのかしらと思ったりしたら尚更切なかった。
説明がほぼなくふわっとした所を残しながら、ラストシーンですっと腑に落ちる感じもあって心地良さも持ちつつ、観た翌日くらいからじくじくと思い出してしまう作品。
ハイコントラストで古い映像の美しさ、パーソナルな内容にぴったりの主演二人の相性の良さといったら。
私もこの夏にすっかり高齢になった父の海外旅行に付き合う予定。父の若い頃の話はとても面白いのだけど、親になった時の気持ちは聞いたことがなかった。
あとトルコ行ってみたい。
