娘の前では明るいのに、不穏な影が漂うパパ役のポール・メスカルと、本当の親子みたいに自然に演じる娘役のフランキー・コリオの演技は素晴らしく、「夏休みの出来事」と見ればこの季節に見るにはぴったりだった
けど、宣伝句の「20年後のソフィの視点で綴る」に惹かれた身としては、その視点の必要性が感じられなくてモヤる
パパと同じ年になって、どういう心境で楽しかった当時を思い出してるのか、見る側に投げかけないで語って欲しかったな
期待値が高かっただけに残念
パンフ、装丁が凝っててオシャレだけど、内容が物足りなくて、高い買い物だったよ