繊細すぎる伏線
夏の終わり、
父と娘、
トルコへのバカンス
ジャケの感じや予備知識なしだと
微笑ましい作品なのかと思う。
どこか影が薄く、
自分自身を愛していないように見える
31歳の父カラムの雰囲気から
語られない何かを感じずにはいられなかった。
11歳、思春期をむかえる娘ソフィ
彼女なりの繊細なタッチや、
何かが起こりそうな空気感で
観る事をやめられなくなる。
ハッキリと明言していないので、
解釈は様々でいいと思う。
映像を見せながら過去を探る
そんな印象
説明してほしい人には向かない作品
映画のジャケに折り目がついているのも
何か意味があるのかな？
時系列、音や映像、
色々気になって
自分なりの解釈で2回観ました。
そして、少し胸が苦しくなる。
ラストシーンを含め、
鑑賞後にジワジワくる作品です。
【メモ】
Queen and David Bowie
『Under Pressure』
