ギプス外す時に間違えて腕を切ってしまったシーン、血をじっと見て、バケツをかき混ぜてる辺りで、「こいつ病んでるかも」って薄々感じ取りました。
15万円(850ポンド)のラグを買って、寂しげに寝転がるシーンや時折見せる寂しげな表情、決定的なのは夜の海にダイブしていくシーンで、父親が鬱病だと確信しました。
ツアーの崖もアステカみたいな建造物に1人だけ登って行くシーンも彼は自殺したかったのでしょう。でも娘の前でそれをするはずもなく。アステカのシーン、娘の計らいで観光客
に「誕生日おめでとう!」と祝われて1人ホテルで大号泣。限界だったのかな。でも娘の愛は本物で...
電話ボックスでの「僕を監視しているのかい?」のシーンも最後の最後で辻褄が会い、空港で別れたあと暗い表情で、クラブの扉(ソフィの夢)に入っていくシーンでこの後自殺したんだなと思いました。
でもノスタルジックで儚くて、余韻が凄まじく、二回目見る時はまた違った視点で見れそうです。
映画館で見たかった。