このレビューはネタバレを含みます
去年の11月にU-NEXTでレンタルして、なぜか記録してなかった(多分相当喰らってたから)が、「エル・スール」を鑑賞して雰囲気があまりに本作に似ていたのと、「異人たち」を観てポール・メスカルを見比べたくなったので鑑賞。
前回2回ほど試聴したので、3回目ともなると冒頭からずっと胸が痛むようなシーンが多い。たしか初めて観た時も、小さな違和感の積み重ねが少しずつ確信に変わっていく塩梅が絶妙で、観終わった後しばらくこの映画のことしか考えられなかったが、今回も無事その状態になってしまった。
やはり、優しくて幸が薄い青年を演じさせたら今の所彼の右に出るものはいないのではないだろうか。
R.E.MのLosing My Religionのカラオケのシーンがやっぱり1番しんどい。
公開された時になんとなくオシャレ映画のノリで見にいっちゃった人は本当に心中お察しする。