このレビューはネタバレを含みます
なんじゃこれ?
昔父親と旅行した時の回想が、延々と続く。
あらすじにあるソフィが20年後に見返してるとかどこでわかる?
序盤から父の不幸をなんとなく感じることはできるし、時々の行動や言葉に遺言や形見めいたことも読み取れる。二人のバカンスは決して明るく楽しいものではなく、悲しい感じが漂っている。それはわかる、それを大人になった娘ソフィが振り返り父の心の内を共有しているのもわかる。あのときは子供で何もわからなかった、父は苦しい胸の内をひたすら隠し私のために明るく楽しませようと…という悲しみと後悔かも。でも、それだけ。
現在の娘がほとんど出てこないし、なんかこちら側に丸投げされたようなつくり。これみよがしな悲しみの押し付け。映像的にもこれと言って掴まれるものない。
UnderPressureがまたここでも。この曲はいい。