離婚した夫婦の娘と夫が、ひと夏のバカンスを過ごそうとする話。あーーー、すごくよかった。今、観るべき映画だった。
早く大人になりたい娘と、大人になりきれない父親の組合せ。バカンス中にホームビデオを度々撮る父親の姿から、娘を大切にしていることは目一杯伝わってくる。だからこそ、父親に徹しきれない姿を見ると、父である前に人間であるリアルさが浮き彫りになる。
ラストシーン、啜り泣く父親の後ろ姿が凄かった…。十代の子どものように父親が泣く、この泣き方。正面ではなく後ろ姿のみ。
最愛の娘を手放す寂しさ辛さ
でも別れ難さってすごく希少な感情だな
でも、ずっと面倒を見ることも、一緒に生きられることはない訳で。いつか必ず手放さないといけないけど、その名残惜しさってこんな感じなのかな、と初めて思った。
歌がぶっ刺さる
愛、愛、愛…
号泣するお父さん、俺まで泣かすなよーーー!
帰り際の背中がやけに寂しい
ここを映すのが憎い演出